皆様、マイナンバーカードはお持ちでしょうか。
マイナンバー制度が始まってから約5年が経ちますが、
カードの交付率は全体の14%ほどに留まっているようです。
そこで、政府はカードの普及効果も狙い、
マイナポイントというポイント還元制度を導入する予定です。
マイナポイントとは、一定額を前払い等した人に国が付与するポイントのことで、
民間のキャッシュレス決済手段(QRコードやクレジットカード等)に、
マイナンバーカードを持っている人がチャージすると、
国がポイントを上乗せするというものです。
そのポイントは普段の買い物等で利用することができます。
導入時期については、現在実施中の「キャッシュレス・消費者還元事業
(ポイント還元制度)」が2020年6月末で終了するので、
その後に実施されると言われています。
最大で2万円使うと5,000円分のポイントが付与されるという情報もあり、
実現すれば25%の高還元率ということとなります。
お金に釣られる訳ではないですが、
ポイントをもらえるならカードを発行してもいいかなと思う方も
多いのではないでしょうか。
ただし、この制度はマイナンバーカードの取得だけでは利用できず、
「マイキーID」という専用のIDを設定する必要があり、
利用するまでの手続きが少し複雑になっているので注意が必要です。
マイナンバーカードの利用については、今後医療費控除に活用するなど、
皆様にとってもメリットが多くなる予定ですので、
これを機にマイナンバーカードの発行を前向きに検討してもいいかもしれませんね。