こんにちは!
インストラクターの仲野です。
通常、操作指導をするときは、なるべくお客様にパソコンを操作していただき、
インストラクターは横で一緒に画面を見て、といったスタイルをとることが多いです。
ご自身で操作して、そのソフトに慣れていただくことが
ソフトを使いこなせるようになっていただくための、最もよい方法だと考えるからです。
実際に操作していただくことで、クリックする必要のあるボタンが
画面のどこにあるのか、などを体験的に覚えていただくことができ、
さらには、入力していただくことで、操作に迷われたり、間違えたり
してしまうことが何度もあります。
この迷ったり、間違えたりすることが、そのお客様の指導のポイントだと、私は考えます。
以前にもお話しましたが、初期指導の最終目標は、お客様にソフトを利用して、
経理処理や給与計算をお一人でできるようになっていただくこと、です。
そのお客様がお一人で入力するとき、迷ったり、間違えたりする箇所は
やはり、指導のときに迷ったり、間違えたりした箇所、またはそれに共通した部分
であることが多いのです。
そういった部分を1つずつ、次の入力のときに迷わないように、間違えないように、
説明することが、目標への近道だと思います。
このことは、もし、インストラクターがパソコンの操作をしてしまっていたら、
絶対に気付くことができないことですので、私は指導のとき、できるだけお客様に
操作をお任せするようにしています。