あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
多くの企業が昨日の1月4日に始動していますが、
我々会計業界は、本日が初出というところが多いです。
現在は、税務署も4日からフル稼働のようですが、
以前の税務署は、4日はほとんど業務がされていなかったので
会計事務所も仕事にならなかったから。という名残だとか・・・。
今日が初出の私は、久しぶりの電車で
新聞を片手に同乗者の動向をみていると、
概ね眠そうなオーラをだしており、
中には、昨日が早速の新年会だったのか、はたまた
休日最後の悪あがきか、お酒の臭いをプンプンさせている人もいました。
いただいた年賀状の多くには、辰年にちなんで
「昇竜の年にしたいです」
「新年早々厳しい状況が予想されますが・・」
と、危機意識をもって飛躍したいとのコメントが多かったように思いますが、
現実の電車のなかでは、眠気を漂わせて結構ゆったりとした空気感。
今日の日経新聞の「大機小機」のコーナーでは
吉田茂最晩年の著述とされている「日本を決定した百年」からの引用で、
「今の日本が残るためには最後は吉田氏が指摘した
『将来を信じる楽観的な国民性』だろう。」
と記載されています。
もちろん危機意識ばかりで悲壮感や鬱々たる悲観論も
現在の停滞を脱却する薬にはなりませんが、
新年早々、眠気ばかりでうつらうつらとする光景には
楽観的というより士気の低さに少し残念・・。
いやいや、これが日本の現実の全てではない!!
東日本大震災で思い出した『外国人もうならせた日本人のまじめな気質』に
吉田茂のいう『楽観的な国民性』
これこそが、我々の本質。
いざとなれば、日本を元気にできるはず!
と、強く思うと同時に、
ん?・・今が「いざとなれば」じゃない?と、
眠気が漂う空気感のなかで一人突っ込みをした初出の朝でした。