今日は3月15日
所得税や贈与税などの確定申告期限です。
納税者の皆さま、同業者の皆さま、本当にお疲れさまでした。
税を扱う業界では、
【12月】 年末調整
【1 月】 市民税の計算のための市役所等への手続、償却資産税の申告
【2・3月】 確定申告
【4・5月】 3月決算法人の申告(法人の決算の最も多い月)
と、12月から半年が繁忙期になります。
自然が大好きな私は、
梅、桃、桜そして新緑・・・季節を慈しみたいよ~。と嘆きながら、
弊社の仲間たちと、ちょっぴり過酷な(笑)労働条件のなか頑張っています。
それこそ、私たちって「季節労働者」です。(笑)
この前の土曜日も遅めに仕事が終わって帰路につきました。
自宅に戻って「あぁ、今日もよく働いたなぁ。」とソファーにドカッと座って
テレビをつけると、季節はずれの打ち上げ花火の放映がされていました。
そうだ。あと数分で、あの忌まわしい東日本大震災から1年が経つんだ・・・。
その弔いとして、お亡くなりになられた方と同じ数の2万発の花火が
打ち上げられたそうです。
雪が積もったなかで、しっかり防寒対策をして空を見上げる人々。
夏の澄み切った夜空に打ち上げられるものと違って、
霧がかかったような空に映る花火は儚げで、そして悲しく。
だけど、花火が終わった後のインタビューでは、
被災者の方々のみなさんから、一様に
「応援してもらっている気がして元気がでる」
「まだまだ頑張れる」
と、感謝や前向きな言葉がでてくるんです。
なぜか、涙がでてきました。
「感謝の気持ち」を忘れている自分の不甲斐なさにか、
被災者の方々のパワーやひたむきさへの感動なのか。
なぜ、涙がでるのか判らないけど、声がでてしまうほどに。
日常の当たり前なことこそが感謝のはず。
家族と過ごせる日々、暖かな家での温かな食事、お湯がたっぷり入ったお風呂、
繁忙とまで言えるほどの仕事があって、お客様がいてくれる。
最も大切な幸せがすぐそばにあります。
梅、桃、桜もやっぱり愛でたい。
だけど、日々の感謝を忘れるべからず。
こんなにも簡単なことを忘れていました。
季節はずれの花火が、そんな私に「感謝の気持ち」を思い出させてくれました。