今年も税理士試験まで、あと約1カ月。追い込みの時期になりました。
この時期になると受験生はピリピリしています。
私たちの事務所でも、働きながら必死に勉強している人がたくさんいます。
昼時間に昼食を食べながら理論の暗記をしている人、
仕事終わって夜は遅くまで勉強し、さらに朝早く起きてがんばっている人、
仕事で平日の勉強時間が短いので、土日も勉強に費やす時間を作らなければなりません。
このような光景は会計事務所では、珍しくないことですが、
他の民間の会社で勤務している友人たちの生活と比べると、
本当に大変だなと感じます。
税理士になるうえで、受験勉強はとても大切です。
それは、他の資格試験に比べて実務に直結する部分が多いからです。
例えば、法人税の科目を勉強すると、法人税の申告書の仕組みがわかり
ある程度申告書を作成することができたりもします。
このように実務では受験勉強で得た知識を使うことがよくあり、
実務に役立つということも、試験勉強をがんばろうと思える理由のひとつです。
また、試験に受かるには、早い人でも数年、
特に働きながら勉強している人たちは、5年以上かかる人も多くいます。
その長期間、仕事と勉強を両立させることで、
知識だけではなく、忍耐力や精神力を養うことができると私は思います。
試験まであとちょっと、
今年も事務所内で合格者が出るように事務所全体で励ましあって、
がんばりたいと思います。