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目的を考える

こんにちは!
インストラクターの仲野です。

 

「何のためにするのか、行動するときはその目的を考える」
先日の朝礼での、ゆたかグループ代表の言葉です。

 

日常的に発生する業務の多くは、誰がその業務を行っても、ほぼ同様の結果となるように
ルーチン化することで、効率性を向上させることができます。
しかし、ルーチン化することで、業務を機械的に作業としてとらえてしまうと、
その業務の当初の目的を見失ってしまうことがあるように思います。

 

目的を見失うと、せっかくルーチンにしても、業務を行う者によって
結果が異なったものとなってしまうようになる恐れがあります。

 

先日もその朝礼の言葉を思い出す、出来事がありました。

 

監査担当者の月次報告の訪問とインストラクターの初期指導の訪問が
同じタイミングとなったため、同行することがありました。

 

監査担当者は通常、インストラクターの初期指導に同席しないため、
お客様とインストラクターのやり取りを聞くことはありません。

 

指導のあと、監査担当者から
「(インストラクターの)初期指導で大切なことって、
操作方法を説明するよりも、お客様の入力を見守ることの方が大切ですね」
という言葉が。

 

実はそうなんです。
インストラクターはソフトの操作説明はしますが、基本的に操作そのものは、
必ず、お客様にしていただくようにしています。

 

「このボタンだったかな?」、「どれを選べばいいんだっけ?」と、
初めてのソフトに戸惑いながらも、入力されるお客様を見守り、
途中、助け舟を出しながらも、最後まで入力いただくことが、
初期指導でのインストラクターの役割だと私は考えています。

 

戸惑っているお客様の横にいると、つい先回りして入力をお手伝いしたくなることが
あります。

 

ですが、そこですぐにお手伝いしてしまうと、
おそらく、その後お客様はお一人で入力できるようにはならないでしょう。

 

インストラクターが行う操作指導の目的は、「お客様にソフトを利用して、
経理処理や給与計算を、お一人でできるようになっていただくこと」です。

 

迷ったとき、ブレそうになったとき、この言葉を思い出すようにしています。
そして、目的に立ち戻って考える。

 

「何のためにするのか、行動するときはその目的を考える」
私にとって、大切な言葉の1つになりました。

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