確定申告も終盤。
個人事業者の皆様も
既に昨年の所得に対する納税額が確定しているのではないでしょうか?
・昨年より納税額が大幅に増えた。
・なんでこんなに所得税を払わないといけないの?
と、所得が増えて嬉しい反面、納税の時には複雑な思い・・・
確定申告をきっかけに、一年の経営成績や税額をあらためて知り、
法人成りを検討される方が最も多いのもこの時期です。
個人事業者は一定規模になると、法人成りする方が多くなります。
一概には言えませんが、事業規模が大きくなると、
法人で運営した方のメリットが大きくなると考えられているからです。
例えば
・法人では事業主の給与が経費になる。
・事業主、家族への退職金を経費にすることができる。
・繰越欠損金(過去の赤字)が最大9年繰り越せる。
・所得によっては事業に係る税金を少なくすることができる・・・など。
税金のことだけではありません。
一般的には、社会的信用力が増し、取引規模が大きくなったり
金融機関からの融資額にも変化がみられることもあります。
しかし全ての面でメリットというわけではなく、法人成りにはデメリットもあります。
例えば
・交際費が全額経費に認められない。
・決算時の申告手続きが複雑になる。
・社会保険の加入が義務付けられる。
など
しっかりと検討しましょう。
法人成りのことで不明な点がありましたら、ご遠慮なくご相談ください。
法人成りについての詳細は下記おおさか行政手続支援会のホームページをご確認ください。
⇒ http://www.setsuritsu-shien.net/merit.html