新年あけましておめでとうございます。
本年もゆたか税理士法人をよろしくおねがいいたします。
さて、寒真っ只中!
この季節になると、仕事を終えて帰宅後のお風呂を楽しみにしている方も
多いのではないでしょうか。
この「湯船につかる」という古くから現代までつづく日本のお風呂文化は
世界的に見ても多くはないようです。
海外のお風呂といえば、映画でもありましたイタリアのテルマエ。
昔は裸の社交場として大いに発展をとげましたが、
ローマ帝国の衰退とともに姿を消し、現代ではメインはシャワーなんだとか。
最近では銭湯へ行く外国人観光客も増えているそうで
海外でもお風呂が日本文化の一つとして認識されつつあるようです。
以前、住宅関連の仕事をしていたとき、
「日本人がこんなに優秀なのも、戦後、日本経済がこれほどまで発展したのも
お風呂の文化があったからだ」
という話をきいたことがあります。
それはなぜかと言いますと、
日本の湯船は深く、肩までお湯につかれるため
体があたたまってリラックスしますし、疲れもとれます。
また、お風呂は一人になれる空間。
毎日、湯船につかると不思議と今日を振り返って反省する。
そうするとつい長湯になり、お風呂を出たあとも体がほてったままで、
すぐには寝付けないため、しばらく新聞や本を読んだりする。
これを毎日繰り返していると、実は結構な勉強量となっている。
といった具合です。
「なるほど~そうかもしれん!」と、感じたのを覚えています。
お風呂は1日を締めくくる大切な時間。
ゆっくり湯船につかり、時には反省もしつつ、
明日に向けて英気を養いたいと思います。