こんにちは!
監査担当&インストラクターの仲野です。
少し前になりますが、年金事務所より厚生年金の保険料率変更の
お知らせが届いていました。
毎年、この時期は厚生年金保険料の料率変更があります。
厚生年金保険は健康保険(政府管掌の場合)と違って、
都道府県によって料率は異なるということはなく、全国一律です。
たとえば、一般の被保険者の場合だと、
これまでは17.474%でしたが、平成27年9月分(11月2日納付期限分)から
17.828%の料率アップとなります。
ゆたかグループで導入させていただいている給与計算ソフトでは、
料率変更があった場合、新料率に対応したプログラムがサポートされており、
切り替えの時期が来たら、メッセージが表示されるようになっています。
毎月定額でお給料が変わらない、という方でも料率変更による変動があるので、
この時期の給与計算をされるときは、とくに注意が必要です。
ご指導の際はいつもお伝えしていますが、給与計算ソフトが
「いつの保険料率プログラムを利用しているか」を確認いただくこと、
そして、給与計算が終わったら、一覧表を出力して、
「きちんと新料率の数字で計算された金額になっているか」を確認してください。
ソフトの操作方法だけではなく、
そういった確認についても、指導させていただくよう心がけています。
新料率への変更のタイミング、お気を付け下さい。