こんにちは
監査担当&インストラクターの仲野です。
少し前の話ですが、年末の大掃除のとき、事務所の書庫を整理していると、
古くなって使用していなかったパソコンが数台出てきました。
業務で利用するパソコンとしては性能的に厳しいものでも、
ワードやエクセル、パワーポイント等であれば、十分使えそうなパソコンは
再利用することにしましたが、数台は処分することに。
パソコンの処分で困るのが、内部に残るデータ。
業務に必要なデータや保存が必要なデータについては入替の際に
移動させていますが、内部にはまだデータが残っています。
これをそのまま廃棄またはリサイクル業者の方などに引き取りを
お願いすると、残っているデータが流出してしまう恐れがあるため、
処分の前に完全にデータを消去する必要があります。
通常、Windowsでは、「ごみ箱を空にする」処理を行えば、
完全に消去されたように見えますが、ごみ箱から消去されたデータを復元する
データ復元ソフトが存在し、これを使うと完全ではないにしてもデータを
復元することが可能な場合があります。
完全に消去する方法としては、
1.物理的にデータを保存するハードディスクを破壊する
2.上記の「古いデータほど他の新しいデータによって上書きされている」という
ことを利用し、ダミーのデータを何度も上書きする。(そういうソフトがあります)
個人のパソコンでも同様ですが、ごみ箱から見えなくなったデータでも
復元が可能ですので、もし、パソコンを処分されるなら、処分前にデータを
完全に消去されることを強くお勧めします。