政府は、個人向けポータルサイトの「マイナポータル」の
試行運用を開始しました。
「マイナポータル」とは、政府が運営するオンラインサービスで、
平成29年秋頃から本格的に運用される予定です。
マイナンバーの導入により、社会保障・税・災害対策の3分野について
個人の特定を確実かつ迅速に行うことが可能となり、
このマイナポータルを通じて、一人一人にあったお知らせを受け取ったり、
各種行政手続きがオンラインで出来るようになるということです。
マイナポータルで提供される主なサービスは下記を予定しています。
・情報提供等記録表示
行政機関がやり取りした個人情報の履歴を確認できます。
・公金決済サービス
お知らせからネットバンキング(ペイジー)やクレジットカードでの
公金決済が可能となります。
・自己情報表示
税・社会保障・防災等の項目を確認できます。
・行政等からのお知らせ
・子育てワンストップサービス
子育てワンストップサービスでは、予防接種のお知らせが届いたり、
認可保育園への入所申請をオンラインで手続きできたりします。
また、「LINE」との連携も検討されているそうです。
メッセージのやり取りを通じてサービスを検索し、
LINEからマイナポータルに移動して電子申請などを行うことが
できるようになるとのことです。
マイナポータルを利用するには、マイナンバーカードが必要となるため、
通知カードしか持っていない方は、まずはマイナンバーカードの申請を
する必要があるのでご注意ください。