こんにちは!
監査担当&インストラクターの仲野です。
先日、ゆたかグループ50周年を記念して、事務所全体でシンガポールへ
海外研修に行ってきました!
その研修の一部分ですが、シンガポールで日系企業の海外進出を支援している
インキュベーターを訪問したときの話です。
そこは進出準備を行う企業に対し、シンガポールでの一時的な事務所として
利用できるレンタルオフィスの提供や、シンガポールを中心とした東南アジアにおける
販路拡大や商品開発などのための情報提供などを手掛けておられます。
お話の中で特に興味深かったのは、日本での成功事例は海外では
通用しないということでした。
例えば、日本で成功している飲食店がそのままのメニューを持って
海外に進出したとしても、海外では敢え無く撤退といった事例も。
気候や風土、文化、慣習など異なる点が多い上、現地の方の嗜好があるので、
日本の味をそのまま海外にお届けしても、なかなか受け入れられないとのこと。
インキュベーターの代表の方(日本人)が参画した現地メニューがあるのですが、
その方いわく「全然おいしくない!」(笑) ところが現地ではなかなかの評判だとか。
このような海外進出の事例を多くお持ちのほか、現地の業界情報の提供や市場リサーチ、
現地企業や政府機関の紹介など、様々な形で支援に取り組んでいる方から
行かないと聞けない、生の海外進出のお話を聞くことができた研修でした。
まだまだ続きます、シンガポールレポート。
お楽しみに!