10月に入り今年も残すところ3ヶ月となりました。
4月-3月の年度でみると上半期が終わり、下半期がスタートしたことになります。
そんな大きな節目となる10月は、私たちの生活に影響する様々なものが変わる
月でもあります。
そのひとつが値上げです。
この10月から私たちの生活に影響するあらゆるものが値上げされていることを
ご存知だったでしょうか。
私たちの生活に欠かすことのできない食料品では、ツナ缶、かつお節、食用油や
オリーブオイル、海苔の佃煮などが値上げされており、居酒屋やファミリー
レストランなどの外食チェーン店や宅配便の運賃なども値上げされています。
さらに、国が賃金の最低額を定める「最低賃金」も10月から引き上げられており、
全国平均では昨年より25円引き上げられた848円に、大阪府では昨年より
26円引き上げられた909円になりました。
サラリーマンなどが加入する厚生年金の保険料も10月納付分の保険料から料率が
引き上げられています。
これらの値上げの影響は私たちの生活だけではなく、企業にとっても大きな影響が
あるものになります。
一般的に考えると、企業がモノをつくったり、モノを売ったり、サービスを提供したり
するコストが増えれば、その増えたコストをそれぞれの価格に反映させなければ企業
活動を存続させることが難しくなります。
つまり今回の値上げが次の値上げを誘発する可能性があるということになるのです。
今回の値上げラッシュについて、買い物をされた際のレシートや10月分の
給与明細などを見ながら確認してみてくだい。