5月1日から新しい元号「令和」が始まり、早2ヶ月が経ちました。
少しずつ新しい元号にも慣れてきましたが、書類の記載方法については、
平成?令和?どちらで記入すべきが悩んでしまうこともあると思います。
そこで今回は、7月10日納付期限の、「源泉所得税の所得税徴収高計算書(納付書)」
(以下「納付書」)の記入方法について、ご案内したいと思います。
お手元にございます納付書にはまだ「平成」が印字されていると思いますが、
その納付書は5月1日以降使用できなくなるのか、迷いますよね。
そこで、国税庁が公表している納付書の記載のしかたを確認しました。
「令和」に改元後も引き続き使用でき、すでに印字されている「平成」を
二重線による抹消や、「令和」の追加記載など補正する必要もありません。
さらに、納期等の区分の欄への記載方法は、※納期の特例の承認を受けている源泉徴収義務者の方で、7月10日に納付する場合は、
平成31年1月から令和1年6月までに支払った給与等について「自31年01月 至01年06月」と記載でかまいません。
※前回スタッフ日誌 納期の特例 半年に1度の納付お忘れなく!~税理士通信~
https://www.yutaka-tax.com/diary/article/642
また、万が一、「自31年01月 至31年06月」と記載してしまっても、
有効なものとして取り扱ってくれるのでご安心ください。
新元号が印字された納付書は、税務署で10月以降に順次配られる予定ですので、
次回からは「平成」か「令和」で悩むこともなくなりそうですね。
国税庁HPより
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/kaigennitomonau/pdf/001.pdf