こんにちは!
監査担当、第三者承継士の雪岡です。
今回は、2月3日に日本法令から発行されました「第三者承継の教科書~中小企業の新しい
選択肢~」という書籍を紹介いたします。
この書籍は、ゆたか税理士法人が大阪事務局を務める一般財団法人日本的M&A推進財団
(以下、「当財団」といいます。)の白川理事長が執筆したもので、中小企業の経営者の皆様
に「第三者承継という新しい選択肢」と、「第三者承継における正しい情報」、「確かな支援
者の活用方法」を伝えたいという想いが凝縮された内容になっております。
当財団は、士業を中心とするネットワークにより、日本が抱える重大な後継者不在問題を
解決するために設立された組織で、日本の中小企業の歴史と文化と技術を次世代へと引き
継ぎ、地域経済を支え、日本を支える「日本的M&A(Marriage & Alliance“結婚と同盟”)」
を中小企業の経営者の皆様に届ける活動を行っております。
本書では、7つの事例をもとに第三者承継のポイントを解説し、第三者承継の実務から
「確かな支援者」の重要性などを簡潔にまとめています。
事例の中には、我が子のように大切に育ててこられた会社と従業員、事業を支えてこられた
取引先との関係を第三者へ引き継ぐ経営者の方の「譲る決意」、これらの大切な経営資源を
引き継ぐ新しい経営者の「引き継ぐ覚悟」をクローズアップしたものがありました。私は
既に知っている事例ではあったのですが、それぞれの経営者の想いに胸が熱くなり涙を浮
かべながら読み進めました。
一方で、「確かな支援者」に巡り合えず不幸な結末を迎えられ、胸が締め付けられるような
思いになる事例もありました。
私は、本書を読んで「経営者の皆様に正しい情報を伝えたい」、「確かな支援者として経営者
の皆様を支えたい」という想いがさらに強くなりました。
会社の将来を心配されておられる経営者の方、会社の成長戦略を検討中の経営者の方など、
すべての経営者の皆様に読んでいただきたい内容になっております。
そして、お知り合いの経営者の方や、顧問の士業の方々にもおすすめいただきまして、
中小企業の新しい選択肢としての「第三者承継」をより多く方々に届けていただけますと
幸いです。
そのことが日本を支える中小企業の皆様の大切な資源を次世代へと引き継ぎ、大きな
価値へと転換されることにつながると確信しております。
当財団、そしてゆたかグループでは、中小企業の皆様の「確かな支援者」となるべく、
活動を続けて参ります。
「第三者承継の教科書~中小企業の新しい選択肢~」-日本法令-
https://www.horei.co.jp/iec/products/view/3042.html
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